カブのシチュー/海の仙人

宝くじに当たって、日本海の町で暮らす男性のおはなし。うっかり泣いてしまう。 「沖で待つ」より好きです。

海の仙人 (新潮文庫)

海の仙人 (新潮文庫)

冬に「カブでシチューを」つくるという一文があり、あったかそうな料理から日本海の冬の寒さを想像させられます。

絲山秋子さんは料理エッセイもおもしろくて、お料理好きなようなので小説のなかでも料理描写がきいているものが多いです。

豚キムチにジンクスはあるのか―絲的炊事記

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■■カブのシチュー

◎材料
・カブ・・・葉はこまかく切り、根は6分割
・肉(今回は牛肉。鶏でもいいとおもう)
・玉ねぎ・・・薄切り
・にんにく・・・スライス
・にんじん・・・輪切り
・あればトマト
・シチューのもと

1,オリーブオイルをフライパンであたため、にんにくを入れる
2,にんにくの香りが出てきたら玉ねぎを入れ、塩コショウふってよく炒める
3,肉とにんじんを入れ、肉に火が通ったらカブも入れ(葉も)、少し炒める
4,水をじゃーっと入れ、強火で沸騰させる
5,アクをとり、弱火にして煮込む
(トマトがあればここで入れる)
6,シチューのもとを溶かし、完成

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*冷蔵庫にあまっている野菜があれば、セロリとかブロッコリーとか、なんでも入れてしまえばいいとおもいます。
*シチューをぐらぐらさせている鍋にザルをのっけて蒸したキャベツのサラダもつくりました。
キャベツは蒸すと、甘いね。