遠い国の食べ物
5月に無事次女を出産しました。赤ちゃん育児の貴重な時間を満喫しています。赤ちゃん、とにかくかわいい。「癒される」ってこれか!という感じです(癒されるって言葉好きじゃないんですけどね)
「でも、佳子姉さん。私、本当いうと、分からないの。こんなに酷い世の中に、新しい命が生まれること。それが本当にいいことなのかどうか。
いいことなのかどうかは誰にも分からない。でもね・・・ほら、動いた。」
妊娠中、これを読んでいました。最後の場面での「解き放たれてあれ」という言葉がとても印象に残りました。
「僕が、新しい命にたぶん、望むように。解き放たれてあれ、と。母の繰り返しでも父の繰り返しでもない、先祖の誰でもない、まったく世界でただ一つの、存在なのだから、と。」
娘たちとの関わりのなかで、忘れずにいたい言葉だなと思いました。
わたしはできれば、娘たちの望みや感性を阻害しないでサポートしていきたい。
そして、当たり前だけどわたし自身も世界でただ一つの存在なので、世界にひとつだけの花なので(解散記念につかってみた)自分の望みも大事にしていきたい。
今回の妊娠中、出産まで本当に悪阻が辛くてずっと気持ち悪くてお腹が大きすぎて苦しくて動けなくて、どこへも行けなくて、この曲を応援歌のように聴いていました。
「きみの夢が 叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ」
「好きな場所へ行こう きみならそれができる」
育児が落ち着いたら解き放たれて自分の人生を楽しみたいです。好きな場所に行こう。
遠い国を訪れた友人がお土産にめずらしいものをくれました。テフ。
エチオピアで主食とされているインジェラというクレープ状の食べ物の原料となる粉です。インジェラ、なんとクックパッドに作り方がのっていました。
発酵中
焼きます
焼き上がり
エチオピアのカレーは作れなかったので、ふつうのチキンカレー。
現地ではなんと生のヤギ肉を巻いて食べるそうですが、それは再現できないのでサーモンとアボカドを巻いてみました。かなり酸味が強く発酵の味。
ちなみに「インジェラ」と検索すると、「インジェラ まずい」と出てきます。「雑巾の味」と言われているらしいです。