妊娠カレンダー その4

お腹がふくらみはじめてから、会う人会う人がさわってくださるので、なんだかこのお腹はパブリックなものというか、わたしの一部ではなく、わたしでないものが身体にくっついているんだなと、あらためて実感しています。
ちらほらお祝いも頂いています。とっても感謝。


さて飽きもせず妊娠記録の続きです。9月は、つわりがおさまり、まだお腹もそんなに重くなく、日々うきうきと、そこそこ快適に過ごしていました。

9月上旬(20〜21週目)妊娠8ヶ月の姉のお腹と6ヶ月のわたしのお腹を実家で撮影。

妹がダブルで身重なのを眺めて、なぜかうれしそうな兄。

9月半ば 口呼吸がたたったのか、喉に痛みを感じる。不安な気持ちで葛根湯を飲む。

9月末(21〜22週目) 性別が女子だと判明。男子だと勝手に思い込んでいたので、とても焦る。いままでみじんも気にしなかった容姿と遺伝の問題が頭をもたげる。
性別判明祝いに大きな肉を焼く。

しかし、子どもが女子だということにショックを受けすぎた主人はテンション下がりまくりで、ほとんど話さずもくもくと肉を食べる。

10月初め(23〜24週目)
オケの演奏会を無事に終える。たくさんの友人・職場の方が来てくださり、とっても思い出に残る演奏会となる。
マタニティ水着を購入。近所の区民プールで泳ぐ。初回、ひさしぶりすぎて水中でどう動いたらいいのかまったくわからず、下手に泳ぐとライフセーバーのお兄さんに助けられてしまう予感がしたため、水中歩行したりビート板でバタ足したり、てきとうにばちゃばちゃやって楽しむ。
後日、主人とプールへリベンジ。クロールを習得。平泳ぎは、わたしの足の構造がおかしいため、どうやっても沈むことが判明し、断念。背泳ぎがたのしい。浮かんでいると「存在の耐えられない軽さ」のワンシーンを思い出すのは、たぶんマタニティ水着がむかしの水着っぽいから。

とにかく胎動がはげしい。病院で「赤ちゃんは、2〜30分おきに寝たり起きたりしてるんですよ」と言われたが、1時間くらい動き続けていることもある。どうやらわたしと同じで睡眠中もよく動く(=寝相が悪い)タイプのよう。
10月半ば(24〜25週目) 急にお腹が大きくなったような感覚。とにかく息が苦しい。何も食べていなくても「もう食べられません、ごっつあんです!」と叫びたいほどの苦しさ。お風呂上がりに呼吸困難に陥る。主人に助けを求めるも、「テレビ見てるから」と突き放される。
姉に西松屋に連れてってもらう。マタニティ下着やら哺乳瓶・布おむつ・おむつカバー等を購入。それ以外のものは、ほとんど姉がお下がりをくれるとのこと。
10月後半(26週) 病院で検診。26週にしては身体が小さめだと言われる。「でも頭は26週ぶんありますね」とのこと。頭でっかち・・女子なのに・・・!残念な気持ちでお姑さんにメール。すると「(うちの息子も)幼稚園で帽子の注文があり、あまりにサイズが大きいので確認の電話がかかってきたことがあります」という返事が。


そんなわけで、2週間ほど前から非常に苦しくなってます。呼吸困難は、お医者さんのアドバイスにしたがい、深くゆっくり呼吸・たくさん吐くように意識して、多少良くなったものの、胃の苦しさ・気持ち悪さに悩まされています。ご飯がほとんど食べられません。とはいえ、6〜8月のつわりよりはよっぽど楽ですし、幸いなことにみかんの季節なので、みかんばっかり食べて過ごしています。

これ、なんで流行ったんだろう・・