食べること、生きる力
「まんが親」を読みました。
「おかあさんの扉」の理佐さんよりも、「まんが親」の理佐さんの方がまじめな印象。18時以降はテレビを見せないとか、えらいなあ・・・ご飯もすごくちゃんと作っているし。
とくに衝撃的だったのは、夫の人=戦車さんが焼きそばをつくったときに、「これはお祭の食べ物だから、今日だけ特別!」というようなことを言っていたところ。
焼きそばのようなジャンクっぽい食べ物は、お祭フードなのでたまにしか食べないものとして扱われているところに吉田家のまじめさを感じました。
焼きそば、我が家では常食です。月に1回以上は食べています。
たしかに味はソースの主張が強くてジャンクですが、玉ねぎ・人参・キャベツ・もやし・豚肉・干しエビ・麺・青のり、と、これだけで8品目もとれるので、栄養的には問題ない、とわたしは判断しています。
(焼きそばのときはビール飲むよね。)
ジャンクなものって、やはり避けるおかあさんは多いのではないか、というか、そういうものに頼るのはよろしくないというような風潮があったりすると思うのですが、やはり味が濃いから?添加物が心配だから?手抜きをする罪悪感?
もちろん画一化された味ばかりに慣れてしまうのはよくないし、より美味しいものの味を知っていることは大切だけれど、わたしは娘には、過剰に自然派とか素材そのものの味とか本格派とか、 そういうのに偏って欲しくないな、とも思っています。
たとえば年頃になってデートをすることがあったとして、「フレンチのコースじゃなきゃいや!」とか、「添加物一切受け付けないんで!」などといった、海原雄山や岸朝子のような舌をもった女の子より、丸亀製麺で「うどんおいし〜!」って食べる女の子の方がかわいくないですか・・・?
どんなものでも美味しい美味しいと食べられるようになって欲しいです。
(そばがなければうどんで。焼きうどん。)
わたしに関して言えば、食べること自体が好きなので、美味しくないものすら食べることは喜びというか、わくわくします。いまいちな食べ物にも、その食べ物にしかない味わいがあると思うので。我ながら得してるなあと思います。(さすがに臭すぎるものとかは苦手ですが。)
やはり食事は毎日、一日に3回もとるものなので、文句を言ってばかりではなく、どんなものでも喜んで味わえたら、日々がもっと楽しくなるんじゃないかなーと思うのです。
なるべく好き嫌いせず、これからの娘の食事が楽しい気持ちでいっぱいになってくれるといいなと思います。
2度めの遠足、娘のリクエストでおむすびまんとこむすびまんを作りました。「バイキンマンも!」と言われましたがそれは却下しました。