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日曜日はマルシェでボンボン

出産してからもうすぐ7ヶ月が経とうとしています。「母性」はだいぶ出てきたような気がするんですが、「親」になったという自覚はまだぼんやりしています。
わたしはいつになったら「親」っぽくなるのかなーなんて思っていたところ、この漫画を借りて読んで、はっとしました。

日曜日はマルシェでボンボン 1

日曜日はマルシェでボンボン 1

日曜日はマルシェでボンボン 2

日曜日はマルシェでボンボン 2

南仏に住むジュリエッタちゃんの日常を描いたお話です。
舞台がフランスなせいか、ジュリエッタ本人も含め、家族がみんな、それぞれの「親」や「子」といった役割以前に「個人」である感じが、読んでいて爽快です。パパが恋をしたり、両親が子どもに嘘ついて二人で旅行したり、おばあちゃんがクリスマス準備で切羽詰まって取り乱したり。ジュリエッタに言わせると「親って子供」。
ジュリエッタ本人も「子供らしく」ない、「小さくてもフランス女」な少女で、ませた言動ばかり。そんな彼女の意見や感情を尊重し、あたたかく見守る両親との距離感が心地よいです。
ちなみに、ママはもちろん仕事をしているし、ベビーシッターを頻繁に利用したり、喫煙したり、日本だったら批判を受けまくりそうな生活スタイルですが、フランスでは珍しくないのだろうなー、と思います。
「わたしはもう人の親」みたいなプレッシャーが軽減されて肩の力が抜ける漫画です。

(顔の力を抜いて寝ている娘です。)

どうやらわたしは、「母性全開!」みたいな母親キャラクターはちょっと苦手なようです。
苦労に耐え忍ぶ、笑顔で受け入れる、大きな心で許す・・・・・・苦手!!
むかし観た「サッドヴァケイション」も、「なんか怖い!!」という感想でした。

「すべてを包み込む」・・ごめんなさい、そんな餃子みたいなこと、できません。

(母性の権化、餃子像
「おおかみこども」も、予告しか観ていませんが、「偉大な母性、怖い!」と思ってしまう予感がします。(いえ、でも、いずれちゃんと観てから感想言うことにします)
その点、崖の上のポニョの「リサ」は大好きです。

子どもから名前で呼ばれていることも象徴的ですが、夫が帰れなくなってふてくされるシーンとか、とっても魅力的です。子どもを守りつつ同時に子どもから支えられてもいて、少女のような一面があるリサには憧れます。
といっても、その憧れは、「母になっても少女の心を忘れたくない!」とか、「子どもがいても「女」ですもの、小綺麗に!」みたいな、そういう気持ちではなく、むしろ「親になったのにしっかりしていなくてごめんなさい!」という気持ちから発している気がします。

出産と女性の印象、そして「天性の母性」については、こべにさんのこちらの記事がとっても面白いです。「えっ、お子さんいるんですか?見えなーい」 - kobeniの日記
「お母さんに見られたくない、とは思わない」という点はわたしも同意します。



さて、「日曜日はマルシェでボンボン」2巻の巻頭に載っている「ガトー・オ・ヤウルト(ヨーグルトのケーキ)」をつくりました。
「ヨーグルトはフルーツ入りでもおいしいかも」と書いてあったので、レモンの皮のすりおろしと絞り汁を混ぜてみました。

わたしは計量が苦手なのでお菓子はあまり作らないのですが、このレシピはカップがひとつあれば、それで何杯づつ、というように作れるので、計量要らずで簡単でした。
ヨーグルト1カップ(125cc)、お砂糖1カップ、卵3個を泡立て器でまぜ、小麦粉3カップ、ベーキングパウダー大さじ1、サラダ油1カップを混ぜ、型にいれて180℃のオーブンで35分焼きます。簡単で美味しかったです。