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つわり記録

先日の日記にたくさんのお星さま、ツイッターにお祝いメッセージ頂き、ありがとうございました。
おかげさまでお腹はどんどん大きくなっていっています。
しかしつわりがおさまらない。もう5ヶ月目なのに。
つわりって、なんなんですかね。なんでこんなに気持ち悪くなるんですかね。ホルモンのせいだの体質変化のせいだの諸説あるらしいですが、原因はどれも医学的に立証されていないそうです。

ネットでいろいろ調べてみましたが、なかには「妊娠は神秘的なことなので、謎が多いのです」なんて書いている記事もありました。神秘的とか言ってごまかすなよ、なんでなのか究明しろよ!本気出せよ医学! と憤慨したくなるほど、あまりに辛く、納得できない日々を過ごしています。

「妊娠したんだからしょうがない」で、妊婦さんはみんな納得しているのでしょうか。ひどい二日酔いのような船酔いのような気持ち悪さが一日中続く×2ヶ月以上ですよ。とにかくあらゆる匂いが気持ち悪く、朝晩の商店街・通勤電車・喫煙後の主人の体臭がほんとうに辛いです。

「酸っぱいものが食べたくなる」「マックのポテトばかり食べてしまう」という人が多いらしいですが、わたしは果物以外全てが美味しくなくなりました。なるべく食べたくない、食べ物は見たくない、考えただけで気持ち悪いという状態で、食べもの屋の看板の写真や、文字にも拒否反応を示し、1ヶ月足らずで体重は5キロ落ちました。

食べもの以上に困ったのが飲み物で、お茶も水も臭いし、ジュースは甘くて気持ち悪く、暑さのせいもあって脱水気味で病院で注意を受けました。水道水の匂いがダメなので、歯磨きもお風呂も辛くてしょうがないです。
つわりは個人差が激しいものですが、うちの家系は母も重かったらしいし、姉も毎回点滴受けるほど衰弱しているので、とくに重いようです。いちばんひどかった時期は、夜、布団のなかで「せっかく一日が終わったのに、またあした起きたら気持ち悪い一日を過ごさなきゃいけないんだ・・」と思うと不安で辛くて、しくしく泣いていました。ぜんぜん「母は強し」じゃない。母弱し。
経験者に聞くと、「空腹時にとくに気持ち悪かった」という意見が多かったのですが、空腹とか関係なくずっと気持ち悪い、ていうか、「空腹」というものをここ2ヶ月以上、感じていません。

とはいえ、仕事がありますから泣きながらでも何か食べねばなりません。スーパーマーケット内をふらふらとねり歩き、何か食べたいと思えるものがないかとうろうろするのですが、生野菜や生肉が視界に入って吐き気が増すばかりで、お惣菜にもカップ麺にも何にも手が伸びず、「なにか、何かひとつでも無いのか自分、昨日はうどんを食べられたじゃないか、今日は何かないのか」と、むなしい自問を繰り返す日々です。

よく「妊婦は日々欲しいものが変わってわがまま」みたいな話を聞きますが(うちの母は真冬にスイカが食べたいと騒ぎ、父を困らせたらしい)、「自分が何が欲しくなるのか自分でも分からない」という状態に振り回されて疲れ果てるのは周りの人間だけじゃないというか、むしろ本人がいちばん自分自身に振り回されてしんどいです。

「あたし何が欲しいんだ」って、『ハッピーマニア』の重田かよこ状態です。最終的には結婚式直前に「彼氏欲しー!」と言って逃げ出すことになります。わたしは結婚式は少し前に無事に済ませておりますが、今回は「彼氏欲しー!」みたいな気分になって逃げたくなりました。
「彼氏」、すなわち私のことを好いてくれていて、心配して構ってくれて、やさしくしてくれる人です。その役割をになってくれたのは、友人たちでした。ほんとうに、妊娠してからというもの、たくさんの人に助けてもらって、おかげで私は彼氏を探しに旅立たずに済みました。
つわり初期に、栄養つけて、と差し入れをもってきてくれたオケのともだち

トマトが和歌山県産なのが泣けた。

かき氷食べたくなると思って、と、かき氷機買ってプレゼントしてくれて、白玉つくってきてくれた近所のふたり

それ以外にもちょくちょく様子を見にきてくれて、ほんとうに救われています。この街に住んでよかった。

たのしくなれる本を貸してくれたり、心配するおたよりをくれたともだち しかも加瀬くんの写真を封筒にして送ってくれた!

放射能の情報をいつもおしえてくださる北にいるおともだち

いつもありがとうございます。アサガオ咲いてます。

ほかにも、「お菓子しか食べてない」と言ったらお菓子ごっそりくれた後輩、突然の演奏会乗り番変更にも対応してくれて「俺が守る」とまで言ってくださったオケの男前なパートトップさま、いつもフォローしてくださる職場のみなさん、少しでも食べられるものを用意しようといつも奔走してくれてる両親、それから、電車で席をゆずってくださったたくさんの名前も知らない方々、などなど、数え切れないほどの人に助けられてわたしのお腹は育っています。
たぶん出産してからも、相変わらずたくさんの人に頼ってわたしは生活していくだろうし、生まれてくる子どもも、たくさんの人に助けてもらって、それにあぐらかかずにちゃんとお返しできるようになってくれたらいいなと思います。

つわりが終わったら寿司が食べたいよー!!