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必殺ホラー弁当

このブログを読んでくださっている人の中には、お料理をがんばってらっしゃる主婦の方たちが少なからずいらっしゃると思うので、もしかしたら誰かが共感してくださるかもしれないと思い、ここはひとつ、はてなの胸をかりて、たまには主人のぐちなどを書いてみます。
とてもささいなことが原因で、わたしはとても憤慨しているのです。そして哀しい気持ちなのです。
週に2・3回、ふたりぶんのお弁当をつくっているのですが、先日、主人が急きょおひるを外で食べたから、今日のお弁当は夜食べますとのことで、ふむ、まあ仕方ないね、と、ここまではよかったのですが、そのあと、夕飯と次の日のお弁当とをつくり終えたころに「あしたもお弁当いりません」と連絡してきまして。や、もうつくっちゃったよ、早く言えよ、となり、わたしは二日続けて必要のないお弁当をつくってしまったことに落胆したわけです。
仕方なく、冷蔵庫にもどせるものは戻したり、自分のお弁当箱に入るものは移しかえたりしたのですが、入りきらなかったおかずとおにぎり1個を、「あしたの朝ごはんに食べてくれない?」と言ったら、「えー、朝から重いなあ」と主人。しかもここまで、申し訳ないとかすまないとかいう態度をみじんも見せなかったので、不可抗力とはいえ、わたしはとてもガッカリしたのだから、ひとこと「ごめん」くらい言って欲しかった、と言うと、「あ ゴメンナサイ」と棒読みで一言だけ返ってきたのです。
以前も同じようなことがあり、そのときも謝罪のことばがなく、それで今回、わたしはもーう、思い知りました。主人は、わたしがお弁当をつくることにたいして感謝もしていないし、その労力もまったく理解していないのです。
だってこのひとお弁当つくったことなんて、ないもんなあ。そりゃあ仕方ない。しかし、こういう、ちっちゃな、ささいな不幸による「なんてむくわれないのかしらー!」という気分のせいで、家事がなにもかもいやになってしまうのです。主婦の世界はとても小さいものの集合体で(もちろんほとんどの主婦には「主婦」としての世界以外の世界もあるのだと思いますが)、日常の多くの割合を占めているのは主婦としての些事であるからこそ、とても小さなこと、たとえばセロリが腐ったと言っては嘆き、鶏肉が安く買えれば歓喜するわけです(ってこれ、「きのう何食べた」の筧さんの行動じゃないか。主婦じゃない、独身ゲイの行動だ・・)。
ひとまずお弁当の恨みはお弁当に晴らしてもらうことにしました。
どうでしょう。「キャラ弁」ならぬ「イヤ弁」です。

魚肉ソーセージで切り落とされた指を模し、ゆで卵にオリーブを詰めて目玉にし、海苔をフリーメーソンっぽく飾りました。海苔の真ん中には、梅干の種です。種のみ。
これを開けた主人はきっと、「うちの妻のバックには秘密結社がついているのだ・・こんど怒らせたら、つぎにこの弁当箱のなかにつめられるのはマジで自分の指と目玉だ・・」と戦慄することうけあいです。これでまたなにかやらかしたら、0.1秒で平謝りしてくれることでしょう。
良識あるかたには、「食べものであそんではいけません」と思われてしまいそうですが、でもでも、わたしはとても憤慨していてそして哀しい気持ちなのです!!