ひとはこ古本市におじゃましました

いつも読んでいる/読んでくださっているブログを書いている「ますぼんさん」が出店されると知って、どきどきしながら行っちゃいました。
不忍ブックストリート 一箱古本市 http://sbs.yanesen.org/hitohako/akimo2010
旧世代人なわたしはインターネットで知った人にお会いする、ということをしたことがなかったので、「オフ会」?会じゃない。オフ対面?初体験でした。こんなに緊張したのはいつぶりでしょう。いつも読んでいる文章を書いている方と、その飼い猫ちゃんが、ほんとに現実にいらっしゃるのだなあという、当たり前のことにびっくり。
直接お会いしたことないのに、ぜったい良い方だ、という確信があったのですが、はたして素晴らしく良い方でした。挙動不審まるだしのわたしに優しく手書きのフリーペーパー「もす通信」と、ビビ猫ちゃんのポストカード、福島銘菓ままどおるを手渡してくださいました。ナイスセレクトな絵本の中から3冊を購入。
パンチの効いたきのこ絵本と、アバンギャルドな「ふりかけ」、加古里子さんの「海」

海 (かがくのほん)

海 (かがくのほん)

これは、「宇宙」と「地球」も欲しい。
挙動不審なまま場を辞したあと、雨のなか谷中をお散歩していたら、まんまと迷子になりました。なぜ「谷中二丁目」にいたのに、ひとつまがったら「谷中六丁目」がいきなり出現したのでしょう。スタンド攻撃?

帰宅後、「もす通信」を読んでいたら、「谷根千は磁場が歪んでいるのか方向感覚が狂い道に迷うのはなぜでしょうか」という一節にでくわし、おおきくうなづきました。なるほど磁場が!!

一箱古本市、いつか出店側に挑戦してみたいです。本にレシピをつけてお渡しする、とか、やってみたい。

よる、雨の日ならではの珍客、ベランダのごみ袋のうえに蛙

捕らえようとしたのだけど、すばしこく逃げられた

蛙って速いんだな

ますぼんさんからおすすめされて読んだ「袋小路の男」の感想を、いまから書いてみます。傑作すぎて、長くなりそう。